2019年11月08日
【中途入社時研修】10月より、内容をリニューアルし、各専門職の仕事内容をじっくり学ぶ場になりました。
2019年10月28日~11月1日の5日間、介護付きホーム(介護付有料老人ホーム)アズハイムのスタッフとして中途入社された方達への、中途入社時研修が行われました。
今回は、その中でもいくつかの学びを厳選してお伝えしたいと思います。
社長の思い「世代を超えた暮らし提案型企業」
「お客様満足は働くスタッフの満足がなくして成り立たない」高齢者ホームの運営はサービス業です。ご入居者やご利用者に御満足頂くには、当社のスタッフが満足して働いて「心からの笑顔」を提供出来なければいけないと考えます。
当社は「暮らし」を提案する企業です。介護付有料老人ホームは「施設」ではなく「家・ 住まい」だと私達は考えます。高齢者の方々に豊かな暮らしをして頂くための「住まいとサービス」を提供することが大切な仕事だと考えています。
お客様満足追求のために大事なこととは。
■明るく、元気な姿勢・あいさつ
■「わかりません」は通用しない
■スムーズな対応
■傾聴する姿勢
■同じミスを繰り返さない
■プロフェッショナルとしての誇りを持つ
■不公平感のない対応
■チームケアの実践
■5つの誓いの実践
お客様第一主義の精神、精神的なサポート、安心・安全の暮らし、快適な住空間を提供する、いつまでも自分らしい生活。
お客様満足と同じに、従業員満足も大事なことです。
■働きやすい環境整備
■不公平感のない評価の実施
■社内制度・福利厚生面の充実
■成長を促すことのできる環境整備
事務スタッフの役割を学ぶ。
事務スタッフは、「ホームの顔」です。
■ご入居者、ご家族、来客者対応
■電話対応
■郵便物の管理
■事務所、玄関、受付、ラウンジ、相談室の清掃および整理整頓
■スタッフ間の情報共有
ご入居者との直接的な関わりは少ないかもしれませんが、ケアスタッフ等のサポートのもとで、ご入居者が快適に暮らせるのは、縁の下の力持ちである事務スタッフがいるからなんです。
他にも、売上管理・労務総務・経理など、役割は多岐に渡ります。
また、ホームからの情報発信や、ご入居者やスタッフのサポートなども行います。
機能訓練指導員の役割とは。
リハビリ4本の矢
■生活リハビリ
■個別機能訓練
■体力測定
■集団体操
アズハイムでは、ケアスタッフと共同でリハビリを行なっています。
生活リハビリとは・・・
衣服を着たり、お風呂に入ったり、趣味を行うことで、合目的運動が促され、生活に即した筋力を使用すル事ができます。その結果、日常生活動作のレベルを維持・改善方向へと導くリハビリです。
集団体操のリハビリ的意味とは・・・
朝の生活リズムを整え、運動習慣という習慣を身につけ、社会に参加し人と関わる事で、認知症の予防に繋がります。
集団体操「アズハイム体操」を学びました。
できるだけ生活動作をご自身で行なっていただいています。
それにより、日常生活動作レベルの維持・改善を目指します。
実技研修「食事介助」
食事の意義や目的として、「生命の維持・栄養補給、楽しみ・喜び、生活のリズムをつくる、メリハリがもてる、コミュニケーションのきっかけの場」などがあります。
食事介助で一番大事なことは、「優先すべきはご入居者」ということです。私たちが目指すべき食事の介助は、スピードでも全量摂取でもありません。お一人お一人の食生活を尊重し、その方に合った食事を提供することです。「安心・安全の暮らし」や「生きてきた人生を尊重し、いつまでも自分らしい生活」の実現にも繋がり、 関わる全ての人に笑顔や幸せをもたらします。当たり前なことかもしれませんが、「好きなものを食べる、口から食べる、 自分の力で食べる」は人として最も大切なことです。
さらに、「美味しく食べるを支えるためのポイント」、「嚥下のメカニズム」、「食事の手順や配膳に関して」などを実技を交えて学びました。
さらに、実技研修を交えて、「口腔ケア」「排泄介助」「更衣・整容介助」「高齢者疑似体験」「移乗・移動介助」を学びました。
研修参加者の声
■まずは、植村社長の思いをしっかりと理解しなければいけないと思いました。行動規範の中でも、「⑥私たちは、人から信頼される存在でいます」を自分の中で一番大事にして日々の業務に従事したいと思う。
■5つの誓いを頭に入れ、ご入居者が快適に安心して自分らしい生活を送れるよう支えて行きたいと思いました。
■体操一つとっても、ご入居者にはとても大切だと思いました。日々の積み重ねが、続けていく事が、ご入居者の能力の低下を防いでいると実感しました。
■事務スタッフの役割を、少しでも他職種のみなさんに知って頂けたのはとても嬉しかったです。この機会に、みなさんの協力を得て、事務の仕事をスムーズにすすめられたらいいなと思いました。また、私自身も他職種の仕事内容を知る事ができたので、少しでも力になれるように頑張りたいと思います。
■ペースト色は正直美味しくなく、でもペースト色を召し上がらないといけないご入居者もいらっしゃるので、どう美味しく召し上がっていただけるか考えて行きたいと思う。
研修担当者の声「10月より、中途入社時研修がリニューアルしました。」
大きな変更点は、①これまではおおよその職務内容の説明のみにとどまっていた職種ごとの役割を、各専門職のアドバイザー・リーダーから共有すること、②講師として複数のスタッフが登壇するようになったこと、の2点です。中途入社してくださるスタッフの皆さんの経験・経歴はそれぞれ違います。未経験の方もいらっしゃれば、他社で経験を積んでこられた方もいらっしゃいます。どのようなスタッフさんにも、「アズハイムで自分が担う役割」と同時に、「多職種連携のための心構え」を、中途入社時研修を通して学んでいただきたいと思っています。
また、研修講師となるスタッフも、アウトプットすることを通して自分自身を成長させることができます。「研修は互いに学び合う場」と捉えて、講師陣も日々自己研鑽に励んでいます。
これからも、スタッフそれぞれが持つ知識や経験を集結させ、より良いサービスを目指していきたいと思います。