2017年11月08日
【AH大泉学園】機能訓練指導員(リハビリスタッフ) 安岡理学療法士(PT)による体力測定
体力測定は月に1回行っています。主な項目は筋力テスト(握力)、片足立ち、コーンを回る方向転換のテスト、歩行能力、床から指先の距離を測るテスト、手先がどれだけ前方にいけるかになります。本日は昭和6年生まれのM様の体力測定を行います。リハビリスタッフは介護付きホーム(介護付き有料老人ホーム)アズハイム大泉学園に務めて2年の安岡PTです。
体力測定をするための事前準備を行います。AH大泉学園では月末に体力測定を行っています。
スタートというので、立ち上がってスタートして下さいね!ご入居者と息を合わせます。
安岡PTも正確に計測するためにストップウォッチを持ち、一緒に歩きます。
握力の測定です。先月は右17.1㎏、左14㎏。今月は右15.9㎏、左12.8㎏と撮影の緊張もあり、下がってしまったようですが、M様はAH大泉学園の最高位の数値の持ち主です。
床からの指先の距離を測ります。柔軟性、下方へのバランス能力を見ます。8月、9月、10月と床にしっかり指先がつきました◎とても柔らかいですね。
立位から手を前方に伸ばしどれだけ前方に伸ばせたかを測定します。前方のバランス能力、柔軟性を見ることができます。
体力測定を終えて…
体力測定を終えた後は、先月の数値と比較します。どのくらいの体力が維持・向上したのかを数字で見ると納得感がありますね。転倒の危険はないのか、物を持つ力、柔軟性・バランス・歩行能力を確認します。
「最近背筋が曲がってきている気がするの」
早速、ご入居者の相談に対応します。「こうやって身体に何か違和感を感じた時はすぐに相談するのよ。安岡先生はとっても優しいの!」
「お一人お一人のご状況に合わせたリハビリを提供しています。」
アズハイム大泉学園の機能訓練指導員(リハビリスタッフ) 安岡 晋
高齢者の手助けやサポートがしたいと思い、理学療法士の資格を4年前に取り、2015年10月からアズハイム大泉学園で働いている。以前はデイサービスに勤務。介護付きの有料老人ホームで働きたいと思ったのは、その時だけの関わりではなく、一貫性をもって見ていきたいと思ったから。「自分自身が筋トレが好きなので、筋トレなども多く入れさせて頂いています」ホームでは個別リハビリや集団体操などをメインに行なっている。
8月よりEGAO link(4つのICT/IoT機器をリンクさせ、スマートフォンで一体的に活用するシステム)が導入され、今まではリハビリを実施する前に情報収集に時間が掛かっていたが、手元のスマホですぐに見れるようになったのでものすごく効率が良くなった。生まれた時間で少しでも多くのリハビリを実施していきます。