2018年12月13日
【マナー向上委員会】「取り組み共有」「親しみと馴れ馴れしさについて」「高齢者虐待防止に関して」学びました。
2018年12月5日、東京都千代田区にある介護付きホーム(介護付有料老人ホーム)アズハイムの本社では、マナー向上委員会によるマナー研修が行われていました。
「自ホームの取り組みについての共有」
「親しみと馴れ馴れしさについて」
「高齢者虐待防止の動画を見て、声掛け、態度、立ち振る舞いについて」
今回は、この3つのテーマに沿って研修を進めていきます。
各ホームの活動について共有した後は、「親しみと馴れ馴れしさの違い」について学びました。
ご入居者とスタッフ間の信頼構築の為に、「親しみやすさ」はとても重要です。しかし、自分が思う「親しみやすさ」と、ご入居者が感じる「親しみやすさ」が必ずしも同じ感覚とは限りません。一歩間違えば、「馴れ馴れしい」と伝わってしまい、ご入居者に不快な思いをさせてしまうかもしれません。言葉遣いやちょっとした対応にも意識を向けて注意を払うことが重要です。
委員会は意見交換をする大切な共有の場所でもあります。
研修の合間には、スタッフ同士笑顔で会話する一幕も。普段は違うホームに勤務していてなかなか交流の時間がないので、本社での研修はスタッフ間の交流の場ともなっています。
本社での研修の日は、スーツを着て普段とは気持ちを切り替えて勉強をする日です。書き物も、皆真剣です。ホームでの仕事から少し離れる時間も、必要ですよね。
他のホームの考えや意見を聞くことができ、ホームに持ち帰って共有します。
参加者の声
■他ホームの活動報告を聞くことが出来て良かったです。
■言葉遣いについて、自分自身含めて気を付けていきたいです。注意喚起できるようなチーム作りをしたいです。
■表彰制度を取り入れているが、インタビュー等は行なっていないので、行ってみたいです。
■演習を通して、気づかされることが多かったです。
■高齢者虐待防止の動画をみて、不適切ケアだと気づくことはできるが、なぜそうなってしまったのかと追及することが大変だが、大切です。
■お客様とスタッフという立ち位置を忘れずに、信頼関係を構築していきたいです。
研修担当者の声
信頼構築を得るための言葉遣いで「親しみ」と「馴れ馴れしさ」について演習を行いました。
両者の違いとして、相手が求めている「親しみやすさ」と、自分が発している「親しみやすさ」に対する感覚の相違があります。親しみやすさを意識するあまりに、相手には馴れ馴れしいと伝わってしまうことがあり、良かれと思ってしたことが裏目に出てしまうこともあります。ご入居者は何かしらの理由があって、何かしらの手を借りなければなりませんが、人生の先輩、お客様として敬意を払った対応をして頂きたいです。言葉遣いについても、どのホームでも課題としてあがっておりました。意識を向けないと、正せない点もあります。サービスマナーの向上が、お客様満足度や入居促進にもつながりますので、委員会の方々を中心に、言葉遣いや挨拶の仕方等の接遇・マナーの向上を図っていただきたいと思います。
また、現在は感染症強化月間でもあり、マスク着用が必須となっておりますので、表情がわかりにくいことを忘れずに、表情や声のトーン等に配慮していただきたいです。